総合表現集団かべちょろ/田中ジョヴァンニ公式ブログ

代表:田中ジョヴァンニ 文芸系マガジン「さかしま」発刊他、演劇,ポエトリーリーディング等のパフォーマンス、映像制作

Twitter:https://twitter.com/Kabe_Tyoro

共催ライブを終えた

ある種の到達点だったと思う。

お世辞かもしれないが、「今後、詩のイベントを行う上で必ず思い起こされるイベントだった」と言われた。

胸を張って言いたい、「そうだろう」と。

何度も打ち合わせを重ね、手伝ってくれたスタッフ含め全員が真摯に本気で取り組んでいた。

常々思っている事がある。

好きでやっているならば、なぜそれに本気で取り組まないのか

セリフを覚えずにステージに立つという事が信じられない。練習を行わないという事が信じられない。
私は私の即興を信じない。やれと言われれば出来るが、それは確実に時間をかけて練り作り上げた作品に勝る筈が無いのだ。
私は私の書いた脚本が誰のモノよりも優れているとは思わない。だからアドバイスを聴き入れ、批判を受け止め、改善しようとする。

何故人の真剣を真摯に受け取らないのか。何故それに必死で答えようとしないのか。

絵画が好きで、音楽が好きで、演劇が好きで、本が好きで、お笑いが好きで、ダンスが好きで、映画が好きで、生きて行こうと思える。
好きな事をやりたくて、実際に色々とやった。挫折を重ねた。だが、まだパフォーマンスを続けている。何故ならば好きだから。

そのような人々を集めて、私の演出でライブを行いたい。それが私の夢だ。


ちゃこさんの経験に大いに助けられ、ライブの段取りや演出のクオリティが断然上がったと思う。そして練り上げられたパフォーマンスもエンタテイメント性に富み圧巻だった。
浅井しんやさんの熱唱を聴きながら舞台袖で幸福を感じていた、このライブに関われて良かったと。歌の合間に紡がれるその言葉と、曲への転換の上手さに鳥肌が立った。

そして、たあなさん。本ライブを企画し、私を誘ってくれた彼のパフォーマンス。正直に言おう。彼は舞台上で死のうとしているのではないかと思った。初めから最後まで、刃物を取り出し腹を切り首を裂くのではと感じでいた。それ程までに熱のこもった作品の連続だったのだ。

現在私はライブ映像の編集を行っている。しかしそれはあの夜の雰囲気を全て伝えきる事は出来ないだろう。

自惚れと言われて構わない。素晴らしいライブだった。同じことをやれと言われても出来ないだろう。そう思ってしまう程に。

全ての人々に感謝をしているし、またどこかで会いたい。

私はこれからも生きて、表現を続けていく。




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(撮影:鯰)











 

7/30に共催ライブを行います。

我々はそれを冷笑主義と題しました。

ステージ裏の高揚感、それを初めて感じたのは本当に幼い時で、あの瞬間は人生のどんな時よりも素晴らしいだろう。
コンクールに優勝し賞金を得た、2000人の前に立った、その内容を褒められた、結果は勿論重要でそれが無ければ意味が無い。
しかし、最も感情が高ぶる場面はステージに飛び出すその手前だ。これから凄まじい物を見せてやるという気負い。期待と無関心が渦巻く観客席にそれをぶつけ、全ての視線を集め、この才能を見せつけてやるという衝動が私達を昂ぶらせる。

今回のライブは一応私の総合演出となっていますが、共演者達に求めた事はそれぞれが各々の演出で本気の表現を行うべし、という事だけです。

ポエトリーリーディング、音楽、芝居、異なるジャンルでたった独りで活動を行っている人々を、私の演出で縛り付ける事は寧ろマイナスになるという判断で、それは早い段階から決めていました。

それぞれの昂ぶりを、舞台袖から飛び出す時の輝きを、板付きで照明が点灯され時に現れるその神々しさを、皆見せつけてくれる筈です。

冷笑に陥った社会を生きる人々へ叫ぶ、我々が沈むべきは詩であると。

その極彩色の言葉の世界は何をもたらすか、是非大いなる期待と共に感じに来て欲しい。

色が燃える

人は嗤う

君は、輝くだけ


予告動画
 


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以下、告知

第1回詩人たあな企画ライブシニシズム 詩×音楽×演劇

〈出演者〉
浅井しんや(音楽家) たあな(詩人)
田中ジョヴァンニ(パフォーマー) ちゃこ(詩演家)

〈開催日時〉
2016年7月30日(土)
19時開場 19時30分開演

〈会場〉
LIVE BAR MOERADO
大阪市北区西天満4-9-12 リーガル西天満ビルB1F
06-6315-4870
〈チケット料金〉
前売り券1,500円 当日券1,800円
※共に1ドリンク込み

〈チケットご予約先/お問い合わせ先〉
cynicism0730@gmail.com
(Twitterの方でも承っております)

〈Twitterアカウント〉
@cynicism0730

〈ブログ〉

5/28福岡・箱崎水族館喫茶室にて一年ぶりのライブでした。Capture主宰の中村勇治、前回に引き続き薔薇園花江、キャサリン・クボタに加え河合拓始(敬称略)を加えた、即興演奏とポエトリーリーディングライブ。私は相変わらず一人芝居でしたが。

いつも一人きりでパフォーマンスをしており、演奏に乗せ芝居をやれる贅沢さを噛みしめておりました。

 

 今回はエチュードがあり、それぞれの役者と二人組にてお客様に記入頂いたお題で即興劇を行いました。遠い昔ですが演劇部に所属していた頃、連続で即興劇を行うという稽古が有り、楽しくてしょうがなく、早く部活に時間にならなかなぁと授業中もソワソワしていた事を思い出しましたが、今回のライブに関して企画段階で少しネガティブになっていました。

 観客達は即興劇を観て本当に楽しいのか、と。

 

 結果は、やってよかったと感じました。お客様に大いに笑って頂き、良き小休止になり緊張が解れたように感じました。

 

 個人のブログにも書きましたが、最近は作品を作るにしても客側の視点に立ち過ぎる傾向があるのかもしれません。それは重要な事であるからそうするのであって、悪い事では無いと思っていましたが、私の想定している客が「私自身」では無いのかと気付きました。客観と主観が混然一体となり、最早意味を成していなかったのかもしれません。お客様の立場に立つという事は、私自身がステージをどう見るかでは無く、多くの視点を意識しなければなりません。そこで求められることは何か、それに応える為にはどうすべきか。それは、舞台に立つ者にとって一生のテーマなのでしょう。

 

 また、6/18,19は福岡ポエイチに「さかしま」4号を引っさげ出展してきました。多くの方にご来場頂き本当に有難かったです。「今回も楽しみにしていた」という言葉を頂けた時は、続けていてよかったなぁと感動致しました。

 

 現在いくつかの企画が進行しており非常に充実しております。それぞれに本気で取り組み、そこで出来た繋がりに感謝し、物を作り上げて行く事が「何物かに成る」という事なのかもしれません。



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良い物が多く表紙の写真を選ぶのに苦労しました。


 

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